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2025.1.6

リリース

2025年年頭所感

2025年の年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

今年は巳年ということで、蛇が持つ知恵や変化への適応力を象徴とし、私たちも柔軟な発想で新しい挑戦に向き合いたいと思います。

昨年、当社にとって特筆すべき出来事のひとつは、創業者が逝去されたことでした。創業以来、私たちの会社を支え、礎を築いてくださった創業者の功績に心から感謝し、そのご遺志を継ぎ、新たな価値創造に挑戦し続けていく所存です。社員一同で団結し、創業者が描いた未来をさらに発展させることで、その想いに応えてまいります。

国内では地域経済活性化や地方創生を目指した政策が進む一方で、物価高騰や気候変動といった課題も浮き彫りとなりました。また、スポーツ分野ではパリオリンピックでの日本選手の活躍が大きな感動を与え、技術面では生成AIや次世代半導体の進展が注目されました。これらは私たちの生活や産業に大きな影響を与え、新たな価値を創造する契機となったと考えています。

本年は、こうした変化に柔軟に対応し、「新たな価値創造」と「持続可能な発展」を目指して取り組んでまいります。特に社員一人ひとりが活躍できる環境を整え、顧客や地域社会とともに成長する企業であり続けることを重視してまいります。

年頭訓示とし、下記の通り社員の皆さんにお伝え致しました。

力を結集し、次のステージへ

昨年9月に、当社は組織改編を行い、新しい体制のもとでさらなる成長に向けた挑戦を始めました。この組織改編は、単なる配置変更にとどまらず、当社のステージをもう一段引き上げるための重要なステップです。今年は、この改編を軸に、全社員で力を結集し、「組織力の向上」をテーマに掲げ、さらなる信頼と成果を築いていきたいと考えています。

組織力は、私たちが提供するサービスや製品の品質に直結します。お客様の期待を超える付加価値を生み出すためには、部門間の連携、情報共有、そして社員一人ひとりの主体的な行動が必要です。これまで培ってきたノウハウを活かしつつ、柔軟に変化に対応できる強い組織をつくり上げることが、お客様からの信頼を深め、さらなる成長につながると信じています。

社員の生活の質向上に向けて

一方で、私たちの生活環境にも目を向けると、昨年は物価高騰が続き、多くの方が生活の厳しさを感じた一年でした。このような中で、社員一人ひとりの生活の質を向上させることは、企業としての重要な責務です。そのために、今年は顧客へのサービス向上をさらに進め、売上や利益、付加価値を高める努力を惜しまず継続します。そして、その成果を社員の皆さんに還元し、賃金アップにこれまで以上に取り組んでまいります。

会社の成長と社員の生活向上は一体のものであり、どちらか一方だけが進むことはありません。全社員が一丸となり、日々の業務で目標に向けた行動を積み重ねることで、会社も皆さん自身もより良い未来を築いていけると信じています。

地域と共に歩む企業へ

秋田を拠点に事業を展開する企業として、私たちには地域の発展を支える責任があります。人口減少が進む中で、当社が果たすべき役割は、安定した雇用の提供と働きがいのある環境づくりです。今年も「地域で必要とされる企業」「働きがいNo.1企業」を目指し、全力で取り組んでいきます。

2025年が皆さんにとって成長と飛躍の一年となることを心より祈念しております。蛇が脱皮を繰り返しながら進化していくように、斉藤光学製作所も新たなステージを目指し、変化を恐れず一歩一歩前進していきましょう。

2025年1月6日

株式会社斉藤光学製作所

代表取締役 社長執行役員 齊藤大樹